氷河期に形成された地下谷の上に悠久の時を経て浮かぶ湿原が浮野です。名称は広い地域の一部が、昭和22年の利根川決壊時、浮上していたことが確認されたことに由来します。地形の特異性から高山性の希少植物が自生しています。
周辺は昔ながらの面影を残す田園地帯で、新田開発の名残をとどめる田掘、クヌギ並木、屋敷林等の自然や歴史的資源が残されている地域です。
4月初旬、希少種のノウルシが広大な面積を黄色の絨毯で飾ります。6月第2週にはあやめ祭りが開催され、女船頭による田舟運航などで賑わいます。1月下旬にはヨシ原の野焼きが行われます。
人気イベント・活動の力点
- あやめ祭りへの協力
- 1年を通した雑木、雑草の刈り取り
- 近年は、花菖蒲園の再生活動に注力
10号地の様子
地図
アクセス
- 東武伊勢崎線加須駅南口から*シャトルバス約12分「上三俣」下車又は、約14分「高橋」下車約2㎞(徒歩約30分)(*日曜日、12/29~1/3は運休)
- 東北自動車道加須インターチェンジから約1.7㎞
- 入口付近に15台駐車可
周辺の見どころ
その他
正式名称 | 浮野の里 |
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所在地 | 加須市北篠崎・多門寺 |
面積 | 86,065平方メートル |
取得経費 | 5,500万円 |
取得年度 | 平成20年度 |
県内の保全地で様々なイベントを開催しています、ぜひ遊びにきてください!