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第7回 緑のトラスト運動指導員養成研修会

■平成19年1月18日(木) 10時00分~16時30分
■天気 晴れ
■場所 川越市中央公民館 仙波東照宮 川越市市民会館
■参加人数  受講生 34名 理事1名 事務局3名

 1時限目は越冬芽の観察をしました。観察に出かける前に、「越冬芽の観察-冬の過ごし方には個性がある」ということでさまざまな冬芽をみるポイントを事前に学びました。暖かな観察日和で、受講者は仙波東照宮を目指して歩きました。手入れをしていない社寺林は照葉樹林が多く見られました。観察ポイントでは、裸芽のムラサキシキブやかわいいニワトコやニガキの芽を観察することができました。2時限目は栗子事務局長から今までになくイベント数が増えたことや今年度のトラスト協会の実績、及び今後の課題、協会のあるべき姿などのお話がありました。3時限目は、今後どんなボランティア活動が出来るかグループ討議をしました。グループごとの発表は次回に持ち越されました。4時限目は、「絶滅危惧植物の現状」の講義の中で絶滅危惧種の分け方及び定義を学び、絶滅危惧植物を写真で見ることが出来ました。5時限目は、「ある社寺林の自然遷移」ということで、午前中に歩いた仙波東照宮での植物調査方法や調査結果を講義していただきました。


【受講生メモ】
自然観察「越冬芽の観察」 講師 牧野彰吾理事
観察前説明
・仙波東照宮の成り立ち(火事で焼けた)喜多院、中院、南院
・冬芽の観察のポイント―①対生か互生 ②頂芽、仮頂芽、枯死③裸芽か芽鱗におおわれるか④托葉痕は茎を一周するか
            ⑤頂芽は側芽に比べて大きいか⑥芽鱗は何枚か
観察記録
・照葉樹林が多く・・・・シラカシが多いのが特徴
・アカガシの実生はない
・ニガキ
・ ムラサキシキブ
・ニワトコ
行程 公民館⇒仙波東照宮⇒南院⇒中院⇒公民館

講義「トラト協会の現状」 講師 栗子光雄事務局長
今年度の活動実績
協会の現状
今後の課題

「絶滅危惧植物の現状」 講師  牧野彰吾理事
講義内容
・EX―絶滅―わが国ではすでに絶滅したと考えられる種
・EW―野生絶滅―飼育、栽培下でのみ存続している種
・CR―絶滅危惧ⅠA類
・EN―絶滅危惧ⅠB類
・VU―絶滅危惧Ⅱ類
・NT―準絶滅危惧
絶滅危惧種は、人間が移植した時点で、自生とはみなされなくなる。

県内の植物の現状
(エキサイゼリ、タコノアシ、ノウルシ、ナンバンギセル、ヤマユリ、クモノスシダ、トダスゲ、カントウタンポポ、エゾタンポポ)

「ある社寺林の自然遷移」 講師  牧野彰吾理事
講義
・22年間の時間的遷移のデータ
・フジなどはその間に伐採された模様
・低木層は全体としてみれば量的変化はないが質的変化が著しい。シュロは22年前の23倍になった。温暖化または鳥の種子散布か。