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さいたま緑のトラスト保全地の概要

保全第1号地・見沼田圃(たんぼ)周辺斜面林について

 さいたま緑のトラスト基金による保全第1号地として、平成2年度から平成3年度に取得したさいたま市北東部の南部領辻地内にある見沼代用水東縁に面する斜面林です。
 この斜面林は、県南地域に残された貴重な自然であり、埼玉県の原風景の一つともいえるものです。この区域の約300メートルにわたる用水路は、両岸及び底がコンクリートのない江戸時代そのままの状態です。東西40キロメートルに及ぶ見沼の斜面の中で、唯一、水路と林が一体となった形で保存されています。貴重な動植物の保存とともに、代用水の景観を保存しています。
ようこそ1号地へ



1 所在地
2 面積 11,336平方メートル
3 自然環境の概要 (1) 植物
 斜面林は、アカシデ~イヌシデ林、ケヤキ~ミズキ林、竹林の3植生で構成されています。アカシデ・イヌシデ林は、見沼の斜面林を代表する典型的な植生で、林内にはシロダモ、アオキ等が見られます。ケヤキ・ミズキ林は、見沼斜面林としては希少林とされ、林床には、コブシ、ヤブニッケイ、マンリョウ等が見られます。
 平成14~15年に行なった毎木調査(全樹木の調査)の結果、直径5cm以上の樹木が768本、樹種は32種、本数の多い樹種はシロダモ132本、ムクノキ76本、シラカシ71本、ヒノキ60本、ケヤキ53本、エゴノキ52本、イヌシデ51本、エノキ44本などです。
 竹林は、約2000平方メートル、毎年400本の伐採を行っています。
 草本類は他の地域では見ることの少なくなった種がみられ、これらの種の自生地として保存できるように管理や調査を進めています。ウラシマソウ、ムラサキケマン、ノウルシ、ヤマユリ、ハンゲショウ、フユノハナワラビなどの種がみられます。
(2)動物
カモ類、シジュウカラ、カッコウ、ツツドリ、オオヨシキリ、コジュケイ、キジ、カワセミ、フクロウ、オオタカなど、鳥の生息、飛来もみられます。
4 取得経費 約7億1600万円
5 取得年度 平成2年度及び平成3年度

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保全第2号地・狭山丘陵雑魚入(ざこいり)樹林地について

 狭山丘陵は、都心から40キロメートル圏内にある独立した丘陵で、無数の谷が複雑に入り込んだ起伏に富んだ地形と、 丘陵を覆う雑木林 そして、わき水による谷間の湿地は、多様な動植物の生息環境をもたらし、首都圏でも有数の野生生物の宝庫と言われています。
  「雑魚入樹林地」は、この狭山丘陵の東部に位置し、市街地に近接しながらも、コナラ、クヌギ、アカシデ等からなる典型的な 狭山丘陵の雑木林が一体的に広がり、さらに涌水による沢と湿地が組み合わさって、多様な動植物の生息環境をつくり出しています。
 自然環境を保全するとともに、自然とのふれあいを通じた自然保護思想の普及啓発の場としても活用しています。



1 所在地  所沢市大字上山口
2 面積 33,837平方メートル
3 自然環境の概要 (1)植物
 樹林地は、傾斜地及び平地の大部分が雑木林であるが、流れに沿った傾斜地や、いくつかの限られた区域には、スギ、ヒノキ、アカマツ等の植林が見られます。 雑木林の主体は、コナラ、クヌギ、アカマツ、リュウブ、イヌシデ等の高木を中心にクリ、エゴノキ、シオジ、あるいは低木のヒカサキ、アオキ、ヤマツツジを交えた林となっています。

(2)動物
 雑魚入樹林地の特筆すべき特徴の一つは、涸れることのない涌水から流れ出る小川があることです。 そのため、ヘイケボタル、シマアメンボウ、各種のトンボ類など水生動物が生活しています。 その他全体的には、成長した雑木林と伐採後数年たって数メートルの高さに成長した若木の林、それにスギなどの成長した植林の地域が組み合わさって、多様な生物の生活をささえることができる環境となっています。 四季を通じた様々な鳥類がみられ、その中にはオオタカやツミなどの猛禽類がみられます。

4 取得経費 約15億8700万円
5 取得年度 平成6年度及び平成7年度

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保全第3号地・武蔵嵐山渓谷周辺樹林地について

  大平山の斜面とそれに続くゆるやかな斜面で、槻川の流れと一体となって、すばらしい景観を作りだしており、 埼玉県を代表する景勝地の一つです。
 また本地域は、「県立比企丘陵自然公園」の中の利用拠点区域である「嵐山県民休養地」のなかに位置し、同 休養地には、良好な自然環境を活かして、「オオムラサキの森活動センター」「蝶の里公園」、「ホタルの里」などが整備され、 多くの県民に親しまれており、これらの施設と一体となった利用が期待できます。



1 所在地 嵐山町大字鎌形
2 面積 135,038平方メートル 
3 自然環境の概要   槻川の下流側には、一部にスギやヒノキがあるものの、全体としては、コナラの優占した林で、ケヤキやムクノキなどが川沿いに見られます。
  一方、槻川が大きく湾曲している上流側は、クヌギが優占するクリ、コナラを交えた林となっています。
  また、太平山の斜面には、ヤマツツジ、ヤマザクラ、カシ類などが見られ、これらがまとまりとなって 、良好な自然環境を保っています。
4 取得経費 約11億6500万円
5 取得年度 平成9年度

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保全第4号地・飯能河原周辺河岸緑地について

  飯能市街地の西部に隣接し、入間川が急流域から大きく蛇行し中流域に変化するところに位置し、すばらしい景観を作りだしています。また、本地域は、「県立奥武蔵自然公園」の中の利用拠点区域である「飯能県民休養地」に接し、さらに、交通の利便がよく、市街地にも近いことから、春はハイキング、夏は水泳・キャンプ、秋は紅葉狩りなど、四季を通じて多くの県民に親しまれています。

 

1 所在地 飯能市大字矢颪
2 面積 23,196平方メートル
3 自然環境の概要  上流域の河岸には切り立った岩が露出し、シデ類、ケヤキなどが生え、中流域は広い河川敷と比較的ゆるやかな傾斜の河岸が広がり、コナラ、クヌギなどの落葉広葉樹とシラカシなどの常緑広葉樹が鬱蒼としている河畔林となっています。
4 取得経費 約2億6800万円 
5 取得年度 平成10年度及び平成11年度

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保全第5号地・山崎山の雑木林について

  本地域は、大宮台地が低地と接する位置にあり、そこに残された「山崎山の雑木林」は、都市化の進展する県東部地域では貴重な存在となっています。
 隣接する水田地帯には、江戸時代中期の開墾当時の様子を残す※「ほっつけ」(掘上田)が現存し、山林、水田、集落(屋敷林)がバランス良く配置された田園景観は、ふるさと埼玉の東部地域における原風景を感じさせます。
※「ほっつけ」(掘上田)とは、沼地や窪地など水がたまりやすい地域における水田開発の手法。沼底を更に掘り込み、そこからでた土を周囲に盛り上げることで耕作面のかさ上げをして、排水不良を起こしている水田の水腐れ等の被害を軽減させるために用いられた。(宮代町「農のあるまちづくり基本計画」より)



 さいたま緑のトラスト保全第5号地(山崎山の雑木林・宮代町)便り
1 所在地 宮代町字山崎
2 面積 14,212平方メートル
3 自然環境の概要  イヌシデ、アカメガシワを主として、クリ、コナラ、アカマツなどが混在しています。周辺水路では、ヘイケボタルやカワセミの生息が確認されています。
4 取得経費 約1億5000万円
5 取得年度 平成13年度及び25年度

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保全第6号地・加治丘陵・唐沢流域樹林地について

  加治丘陵は、秩父山地へと続く広大な丘陵で、オオタカをはじめ貴重な動植物が生育するなど、多様な生物の生息を支える豊かな自然環境が保たれています。
 本地域は、加治丘陵の西部に位置する唐沢沿いの樹林地で、深山幽谷を思わせる景観を有しています。


1 所在地 入間市大字寺竹
2 面積 125,007平方メートル
3 自然環境の概要  植生は、クリ、コナラを主とする落葉広葉樹林とモミ林やスギ・ヒノキ林等の針葉樹林がモザイク状に分布しています。
 この多彩な森林環境は、生物の多様性を生み、唐沢流域樹林地は加治丘陵の中でも動植物の種類が豊富な地域となっています。貴重種も多く、ゲンジボタルの生息地でもあります。
4 取得経費 約4億9900万円
5 取得年度 平成14、15年度

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保全第7号地・小川原家(おがわはらけ)屋敷林について

  元地主の小川原幸一氏から、「自然を愛する人たちに利用してもらいたい」とのご好意により、緑のトラスト保全地として埼玉県と旧岩槻市に寄贈されたものです。
 この屋敷林の存する馬込地区は、さいたま市岩槻区北西部の綾瀬川と元荒川に挟まれた台地に位置し、段丘斜面林や屋敷林の残存する緑豊かな景観を有しています。
 地域の野生動植物の生息・生育地の拠点の一つとして配慮しつつ、自然とのふれあいを通じた環境学習や樹林地管理などの体験ができるよう整備しています。

さいたま緑のトラスト保全第7号地 小川原家屋敷林


1 所在地 さいたま市岩槻区馬込
2 面積 7,340平方メートル(寄附6,850平方メートル)
3 自然環境の概要 (1)植物
 屋敷林の構成種は、シラカシ、ケヤキ等の他、薪炭材として利用していたコナラ、クヌギ等が見られます。また、畑が樹林地化している場所には、ムクノキ、ミズキ等の先駆性の樹木が生育しています。林床にはシロダモ、マンリョウ等の常緑広葉樹が繁茂しています。
(2)動物等
 ツミ(猛禽類)などの鳥類からほ乳類、小昆虫まで、様々な生物が見られます。
4 取得経費 1500万円(寄附・一部取得)
5取得年度 平成12年度(寄附)及び平成13年度(一部取得)

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保全第8号地・高尾宮岡の景観地について

 北本市の西部、荒川の東側に位置し、大宮台地の浸食により形成された谷津(やつ)と、それを取り囲む斜面林からなる里山景観が残されています。
 この周辺の縄文時代の遺跡からは、土偶や耳飾りなどが出土し、歴史的意義のある地域でもあります。
 こうした特徴をもつ里山景観の保全は、トラスト保全地としては初めてです。
 なお、隣接して北本市野外活動センターがあり、キャンプなどが可能です。

詳しくは


1 所在地 北本市高尾 他
2 面積 35,499平方メートル
3 自然環境の概要 この景観地には2か所の湧水が認められ、谷津の部分は湿地性草原が広がり、水湿植物の「ミクリ(実栗)」や昆虫の「ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ(本州大一文字縞源五郎)」など貴重な動植物が生息しています。
4 取得経費 1億9400万円
5取得年度 平成18年度


保全第9号地・堀兼・上赤坂の森について

 狭山市南東部の畑作地帯に隣接した約78ヘクタールの大規模な雑木林の一部で、武蔵野の面影を残す豊かな自然環境に恵まれた地域です。
 森の中心には、狭山市の「堀兼・上赤坂公園」があります。


1 所在地 狭山市堀兼
2 面積 59,802平方メートル
3 自然環境の概要  コナラ、クヌギ、アカマツなどを主体とする典型的な雑木林で、シラカシやヒサカキ、境木(隣地境界の目印に残してある樹木)としてのヒノキなどがこれに混じり、区域内それぞれ多様な森林の形態をなしています。
 また、この森には、猛禽類のオオタカの営巣が確認されており、豊かな自然環境が残されていることを示しています。 
4 取得経費 5億1,100万円
5 取得年度 平成19年度



保全第10号地・浮野の里について

  新田開発の名残をとどめる田堀、クヌギ並木、屋敷林などの貴重な自然や歴史的環境が残る地域です。地域内には、氷河期に形成された地下谷の上に浮かぶ湿原「浮野」があります。
 県指定天然記念物「トキソウ」の自生地となっています。


1 所在地 加須市北篠崎・多門寺
2 面積 53,779平方メートル
3 自然環境の概要  関東平野ではほとんど見ることのできない高原生植物「トキソウ」が自生。その他にもノウルシなど希少植物が自生してる湿地帯です。
 また、県ふるさとの道に指定されたクヌギ並木やヨシ原(ちりじ野)、田掘など、歴史的環境が残る地域でもあります。
4 取得経費 7,300万円
5 取得年度 平成20年度



保全第11号地・黒浜沼について

  黒浜沼とその周囲に広がるまとまった田園風景で、沼の周囲には、ヨシ、マコモ等の湿性植物、ミズニラやジョウロウスゲ等の絶滅危惧種が生育しています。また、130種類の鳥類が確認されるバードウォッチングのポイントです。
 昭和54年に県自然環境保全地域に指定されています。


1 所在地 蓮田市黒浜
2 面積 66,286平方メートル
3 自然環境の概要  広々とした田園風景の黒浜沼とその周辺に広がる湿地には、多くの絶滅危惧種見られます。
 また、140余種の鳥類が確認されているバードウォッチングのポイントでもあります。
4 取得経費 1億5,600万円
5 取得年度 平成21年度



保全第12号地・原市の森について

 ここは「原市ふるさとの緑の景観地」として指定されていた雑木林です。平成20年より、地域のボランティアにより保全活動が行われるようになり、見違えるほどきれいになりました。歩きやすい園路も整備されています。
 春はウグイスカグラ、チゴユリ、ホウチャクソウなどが見られ、夏には虫捕りに来る子供達でにぎわいます。
 トラスト地開設に合わせて雑木林若返りのための伐採作業も行われました。


1 所在地 上尾市大字原市
2 面積 34,386平方メートル
3 自然環境の概要  コナラを主体とした落葉広葉樹が多くの部分を占める樹林地です。混交林内の林床には、植物では絶滅危惧種のキンランや、昆虫では準絶滅危惧種であるコムラサキの生息が確認されているなど、自然生態系の保全にとって貴重な地区です。
4 取得経費 2億6,100万円
5 取得年度 平成24年度



保全第13号地・無線山・KDDIの森について

 無線山・KDDIの森は、かつて旧国際電電の電波受信所があったことから地元では「無線山」の名前で呼ばれ親しまれてきました。
 平成26年にKDDIから約2.4㏊の土地が寄附されました。
 トラスト地内にある桜並木では毎年、「無線山さくらまつり」が開催され多くの人々が訪れています。
 平成28年4月からオープンしました。


1 所在地 伊奈町小室
2 面積 48,096平方メートル
3 自然環境の概要  コナラ、クヌギなどを主体とした落葉広葉樹の雑木林である。混交林内の林床には、フデリンドウやスミレが群生し、春の渡り鳥ではキビタキやオオルリ、秋の渡り鳥では猛禽類のサシバ等が見られるほか、通年に渡り多くの小鳥が見られるなど、自然生態系の保全にとって貴重な土地です。
4 取得経費 1億2,900万円(寄附・一部取得)
5 取得年度 平成26年度


保全第14号地(三芳町藤久保)平成28年度取得予定



写真提供:さいたま緑のトラスト協会

※ 面積については、トラスト保全地として指定する前に県又は市町が取得した分を含みます。



 
 

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